美しい琵琶湖を臨む長浜の地で、日本の美や精神にふれる茶道を始めてみませんか?初めての方、大歓迎です。

用語集

表千家(おもてせんけ)

茶道流派の一つ。千利休を祖とする千家の家督を継いだ千家流茶道の本家で、茶室「不審庵」号の由来は「不審花開今日春」に語に由来しています。現在の家元は利休から数えて15代の猶有斎(ゆうゆうさい)千宗左で、表千家の点前の特徴は「淡々として水の流れるが如く」との言葉で表されます。

↑ 用語一覧へ戻る

正客(しょうきゃく)

一番上座に座る客の事を言い、茶席では最上位の主賓です。あいさつ、問答、道具拝見の返却など連客を代表して行います。

↑ 用語一覧へ戻る

相伴(しょうばん)

茶道ではよく使う言葉の一つです。正客の連れ、連客として同席し、もてなしを受けることや他の人の行動に付き合うことを意味します。例えば自分がお茶を飲む際には、上客の方に茶碗を置き「お相伴します」と言います。

↑ 用語一覧へ戻る

客の作法

席入りから薄茶の作法、道具の扱いを知っておけば、多くの場面で役に立ちます。基本は思いやりや譲り合いの心、尊敬や感謝の心、そしてものを大切に扱う心で、これらを形にしたのが薄茶の客作法です。稽古を重ねて是非日常にも生かして下さい。

↑ 用語一覧へ戻る

濃茶と薄茶(こいちゃとうすちゃ)

自分の点てるお茶の事をへりくだって粗茶といいますが、粗茶とは濃茶のことを指します。薄茶はうすちゃ、又はおうすと言います。薄茶は一人ずつ各々の茶碗に点てますが、濃茶は複数人数分を点て、一つの茶碗で回し飲みをします。

↑ 用語一覧へ戻る

点前の手順(てまえのてじゅん)

茶碗を温めて拭き、抹茶を入れて湯を注ぎ、茶筅でかき回し、相手に正面を向けて出します。どの流派も見せ方は違えど手順は同じです。

↑ 用語一覧へ戻る

何故点前を見せるのか?

亭主自らが客の目の前で道具を清め茶碗を温めて茶を点てます。しかし本来は裏方で行う作業で、室町以前は襖の向こうで点てていたそうです。それが永年かかって今の形になりましたが、主には下記の2つ位の理由ではないでしょうか。
①ベストなお茶を客に飲んで頂きたいという心遣い、おもてなし。(亭主が客と会話したいという思いも含む)
②何もやましい事はしてませんよ(毒とか入れてませんよ)という証明。(昔は毒見、鬼をするともいう、の立場の方が居たので頷けます)

↑ 用語一覧へ戻る

割稽古(わりげいこ)

点前の最も基本的な所作を取り出して、部分的に稽古すること。点前や所作は全てこの割稽古の積み重ねです。

↑ 用語一覧へ戻る

水屋(みずや)

茶室に付属し点前や茶事の準備をする場所(部屋)をいい、茶会などで裏方(半東)を務める人の事を指す場合もある。

↑ 用語一覧へ戻る

わび、さび

わびしい、さびしいという満たされない状態を認め、慎み深く行動すること。禅宗とも深く関係している。

↑ 用語一覧へ戻る

一期一会(いちごいちえ)

この茶会(茶事)を生涯にたった一度の出会いであると心得て臨む主客の心構えの事で、井伊直弼が作った言葉とされている。

↑ 用語一覧へ戻る

一座建立(いちざこんりゅう)

茶会において、亭主と客が心を一つにして共感しあうことから生まれる一種独特の雰囲気といわれるもの。茶の湯ではゲストはお客様でなく客と言われ、客も試されていると思い行動すべし。

↑ 用語一覧へ戻る

茶事(ちゃじ)

『茶の湯は茶事にあり』」と言われるよう、一組の客を招いてもてなす最も正式な方法を茶事といいます。濃茶を差し上げる事を目的とし、そのために炭点前をし、懐石でもてなすもので、約四時間かけて行います。一般的に、寄付~迎付~席入~初座(炭点前、懐石、主菓子)~中立~後座(濃茶、薄茶)~退席、の流れになります。点前に始まる日々の稽古も全ては茶事のための割稽古です。

↑ 用語一覧へ戻る

直心の交わり(じきしんのまじわり)

お茶の稽古は最終的に茶事という最も正式な形の茶会において客をもてなし、また自分もてなされることが出来ようになる事であり、茶事の中で清らかでお互いの心を思いやった素直で深い心の交流、相手に心を寄せる大切さの事をいいます。

↑ 用語一覧へ戻る

利休七則(りきゅうしちそく)

茶は服の良きように点て 炭は湯の沸くように置き 花は野にあるように 夏は涼しく冬は暖かく 刻限は早めに 降らずとも傘の用意 相客に心せよ

↑ 用語一覧へ戻る

お問い合わせ

Tel.0749-63-1611

090-3620-4430(松居)090-3038-8458(山田)
Mail.nagahama@nagajyu.jp